【海外ノマド in LAお話8】日当4,000円で日帰り海外出張【ブラック企業】
私は、2021年8月にアメリカ人のイケメンエリートと国際結婚をしたよ。10月から、日本とLAのデュアルライフを送っているよ。
日本とLAに在住している、キラキラな海外ノマド女子に見えるかもしれないけど、
実は、ブラック企業に勤める【底辺OL】だった(笑)。
アラフォーで、人生どん底だった私が、どうやって海外ノマドになったのか、シリーズでお話をするよ。
前回の話?
シリーズ8発目は、会社の独自ルールが、ヤバかった話!
特に、海外出張のときは、カオスだったよ。
今回は、海外出張の闇を披露するよ!
Contents
【ブラック企業】海外出張でオーバーワーク&貧乏になる
【ブラック企業】英語ができると搾取される!
私は、地元の輸入会社で、5年半働いたよ。
その間、【中国、台湾、韓国、アメリカ、ドイツ】に、合計、13回行った。
つまり、1年に2回以上は、海外出張に行かされていたね。
「海外出張」って聞くと、こんな風に思わない?
- かっこいい!
- お給料、高そう!
- 会社から、特別扱い、されそう!
私も、昔は、そう思っていたよ(笑)
だけど、この会社では、語学ができると、過酷な仕事が増える、現象が起きていたよ。
私のはじめての海外出張は、入社して半年後だった。
急に、中国に出張に行ってほしい、と言われたよ。
状況がわからない中、話を聞いてみると、こんな感じだった。
- この会社は、中国の北部(北朝鮮との国境付近)に、子会社がある。
- そこで、針の生産をしている。
- イギリスのお客さんが、工場の監査にくる。
- その子会社に、英語が話せる人がいない。
- お客さんの、通訳をしてほしい。
- つでに、接待も!
入社半年で、北朝鮮の国境ギリギリに飛ばされた!
上司は、「あいつ、カナダの大学、卒業しているし、どうにかなるべ!」っていう、超軽いノリ!
つまり、自分にまったく関係ない、仕事をやるハメになったよ(汗)。
正直、行きたくなかった。
- 針のことなんて、知らないよ!
- 他にも、英語が話せる人、いるじゃん!
- イギリス英語、わからないし!
- 監査なんて、責任重大じゃん!
- 入社、半年未満の私に、やらせるか?
- 中国の北なんて、行きたくないよ!
- 北朝鮮が近いなんて、怖いよ!
こんな気持ちだったよ。
そこから、自分の普段の仕事以外に、針のことを勉強したね。
客先からの英語の資料を読んだり、知らない単語とか、当日、使うで可能性のある用語を調べたり、
付け焼き刃だったけど、がんばったよ!
出張当日、上司と二人で中国へ飛び立った!
国際線と中国での国内線を乗り継いで、合計10時間の移動。
行くだけで、疲労がヤバイ(涙)
【海外出張】毎日、全力疾走でがんばった!中国と日本のWワーク
出張中は、毎日クタクタだったよ。
だって、
- 慣れない英語を、朝から夜まで、話し続ける
- 知らない人、ばかり
- 朝、早くから準備
- 夜は、接待
- 接待で、酒を強要される
- ホテルに帰ったら、日本の仕事
出張自体は上手くいって、お客さんは、満足して、イギリスに戻ったよ。
金曜日に、お客さんを送り出して、私と上司は、土曜日に日本へ帰国。
広島空港に着いたのは、夜の8時、家に着いたのは、夜の10時ごろだったよ。
週が明けて、月曜日に出社したら、同僚たちから、労いの言葉をかけてもらった。
「出張、お疲れさま!」
「活躍、したみたいだね!」
認められた気分で、気持ちよくなったね(笑)。
いい気分で、出張中の交通費や、出張手当の精算作業に取りかかったら……。
【海外出張】がんばったのに、日当、たったの4,000円(涙)
はじめての海外出張だったから、【書き方の用紙】をもらったよ。
用紙を見た習慣、思わず、目が点になったよ……!!!
日当の欄、4,000円!!!
- 嘘でしょ?
- ご飯食べたら、終わりじゃん!
- 服とか靴とか、出張用に買ったもの、あるし!
- 赤字、なんだけど!!
さらに、追い打ちだったのが、残業代。
帰国日は、会社カレンダーの休みだったから、残業代が出ることになっていた。
用紙を提出すると、「8時間で申請して」って指摘されたよ!
マジで? 実働16時間で、8時間の2倍、働いたんだけど!!
海外出張では、「移動は、業務じゃない」と言われたよ!
海外出張で、体力も、お金も、搾取されていったよ。
まだまだ続く!【ブラック企業】のヤバい海外出張
【日帰り上海】怪しい「運び屋」になった!
最初は、この劣悪待遇が、「許せないって!」思っていた。
だけど、誰も、何も言わない!
そうすると、「私、間違っているの?」「これが、普通なの?」って、自分の感覚を疑うようになったね。
会社に対する不満や、不信感があったけど、我慢して、イヤイヤ出張に行っていたね。
ときには、「海外出張をしている自分、かっこいい!」と、言い聞かせていた(涙)。
海外出張の数が増えてくると、どんどん【会社の便利屋】になっていってたよ。
一番ひどかったのが、上海まで、日帰り出張をさせられたこと。
工場の生産が間に合わなくて、客先への納品が遅れそうになったよ。
営業部から、一部だけでもいいから、納品したいと言われ、
上司から、「上海まで、商品を受け取りに行ってほしい」とお願いされたよ。
行きたくなかったけど、懇願されて、断れない状況だった。
「このまま、この会社で働くには、行くしかないのか……。」
イヤで仕方がなかったけど、上海空港まで、日帰りで行くことになったよ。
完全に、【運び屋】状態!
日帰りだったのに、広島に帰れなくなった!
無事に商品を受け取って、今後の納期の確認をして、帰国。
だけど、飛行機に乗る直前で、シャトルバスが、ターミナルへUターン……。
理由も言われず、引き返して、1時間待機させられたよ。
ソワソワ……。
どうやら、広島が天候不良で、飛行機が欠航になったらしい。(←この時点で、まだ何も聞かされていない)
航空会社からは、説明がないまま、急遽、用意されたホテルに泊まることになった(汗)。
心の中では、こんなことを思っていたよ。
- 最悪!
- 明日、休みだったのに!
- ちゃんと、説明しろよ!
- 泊まりの準備、してないよ!
- 服も、洗面用品、もない!
- 代わりの飛行機、未定!
- ちゃんと、日本に帰れるの?
海外出張のせいで、【時間、体力、精神】が、すり減っていく感じだったよ。
【海外出張】ホテルは一番安く、同僚と同部屋!
私は、海外出張に行くたびに、風邪をひいて、体調が悪くなっていたよ。
長時間の移動とか、オーバーワークで睡眠不足とか、上司をヨイショしないといけなかったから、精神的にもきつかった。
でも、風邪をひく【一番の原因】は、同僚と同部屋だったことだよ!
おなじみの、会社のルールで、一番やすいホテルに泊まるように、言われていた。
しかも、同性社員がいる場合は、同部屋になるっていう、超ナンセンスな決まりがあったよ。
安いホテルだから、部屋も狭い!
家族や友達でも、狭い部屋を一緒に使うのは、窮屈に感じるよね。
それが、「別に、仲良くもない」同僚ならどう?
ホテルの部屋って、海外出張で、唯一ひとりになれる場所だったのに、ホテルでも、気を使わないといけなかった。
しかも、同部屋の人が、風邪をひいていることが多かったから、出張が終わるころには、必ず風邪をもらっていたよ。
せっかく、日本に帰っても、体調不良でフラフラだったね。
- 熱、出る
- くしゃみ、鼻水、止まらない
- 咳、止まらない
こんな、最悪な環境で、海外に飛ばされるなんて、もうイヤだ!
会社、辞めたい!
でも、別の会社に行っても、同じことが起きるだろうな…….。
こんな気持ちがずーっと、心の中にあったから、転職を勧められても、乗り気じゃなかった。
私は、このころから、らぶ先生の「らぶクラス」に入って、婚活をはじめていたよ。
そこで、教えてもらったのが、ノマドという働き方、だった!
この続きは、また次回!
つづく!!
Ayako