【海外ノマド in LAお話4】大手商社で勤務→本社のキラキラ【正社員】女子に大嫉妬!!
私は、2021年8月にアメリカ人のイケメンエリートと国際結婚をしたよ。10月から、日本とLAのデュアルライフを送っているよ。
日本とLAに在住している、キラキラな海外ノマド女子に見えるかもしれないけど、
実は、ブラック企業に勤める【底辺OL】だった(笑)。
アラフォーで、人生どん底だった私が、どうやって海外ノマドになったのか、シリーズでお話をするよ。
前回の話?
シリーズ4発目は、一流商社「丸紅」の子会社へ派遣されたお話!
キラキラOL生活のはずだったのに、見当違いも、いいとこだった(笑)。
大手商社でワクワク勤務!キラキラ新生活の幕開け?
新生活に【ワクワクしながら】初出社した!
日本の五大商社、「丸紅」の子会社で、働くことになった私。
新生活にワクワクしながら、初出社したよ!
派遣元の担当者と、会社のエントランスで待ち合わせ。
広々した、重厚感のあるエントランス。「やっぱり、一流企業の子会社は違うなー。」
そんなことを考えながら、指定の時間に。
そこには、担当者と、集中講座で、一緒に勉強した仲間が3人いた。
「同じ、会社なんだね!」「嬉しい!」
みたいな、一連の女子トークをした後(笑)、朝礼で自己紹介をしたり、各部署に挨拶まわりをしたよ。
挨拶まわりが終わって、思ったことは、みんな、ちゃんとしてる(笑)。
これが、本来の【普通の会社】なのかもしれないけど、テレビ時代と大違いだったから、びっくりしたよ。
どんな感じで、違ったか?
【前の職場】フジテレビの報道の場合
- 朝礼、ない
- 女性、少ない
- 男性、スーツじゃない
- 総務や経理、ない
【新しい職場】丸紅の子会社
- 朝礼、ある → 会社っぽい!
- 女性、多い → 働きやすそう!
- 男性、スーツ着用 → 頭、良さそう!
- 総務や経理、立派 → 安心!
ようやく、自分も会社員なんだって、思えたよ。
【一流商社】で勤務!でも本当は、無知な超初心者だった!
正直、はじめは、どんな仕事をするのかボンヤリしていたし、商社が、どんなことをするのか、知らなかったよ(笑)。
商社の仕事を、ざっくり一言で表現するなら、商品を売りたい人と、買いたい人の仲介。
仲介?って思うかもしれないから、もう少し、詳しく説明するね。
例えば、
A社とB社という、二つの会社があるとしよう。
もし、A社とB社が両方とも、日本の会社なら、取引って簡単。
A社:「これ、売ってください!」
B社:「いいですよ!◯◯円です。」「明日、〇〇運送から、出荷します。」
こんな、感じじゃん?
だけど、
A社が日本の会社で、B社がイギリスの会社なら、どう?
A社:「これ、売ってください!」
B社:「御社は、どんな会社ですか? すみませんが、お売りできません。」
こんな感じで、信頼関係がないから、すぐに売ってもらえない。
他にも、こんなパターンもある。
A社:「これ、売ってください!」
B社:「いいけど、支払いの通貨は? 運送手段は? 運賃負担? 関税は?」
遠く離れた国で、言葉も、通貨も、商習慣も違う、外国の会社だからこそ、決めないといけないことが、たくさんあるよ。
すごい労力消耗じゃない?
だから、商社が、「この会社と、繋がりありますよ!紹介、しましょっか?」
とか、「出荷から納品まで、一括で面倒みまっせ!」
って、間に入って、お世話をするのが、【仲介】ってことだよ。
こんな感じで、丸紅も、貿易のお世話をしているよ。
気になる、仕事内容は?
そんな、丸紅で、私が派遣されたのは、貿易書類作成の部門。
はじめは、「ただの書類でしょ?」ってナメてた(笑)。
けど、実は、貿易の中で、書類ってすごい重要なんだよ!
どんな風に、大切か?
商品が、外国から到着すると、空港や港の税関でチェックされるよ。
だって、違法なものを勝手に持ち込まれたら、ヤバいじゃん(笑)。
そのときに、中身をひとつずつ確認するのは、絶対不可能!
量も多いし、すぐに中身が見れないから、書類でチェックするよ。
ということは、書類がなかったり、間違っていたりすると、商品が引き取れないんだよ!
華やかな商社勤務? びっくり地味作業
丸紅のような、大きい商社は、取り扱っている商品の種類も、数もすごいから、書類作成専用の部署が、必要なんだね。
私は、書類を作ったり、間違えがないか、一語一句チェックする仕事をしていたよ。
めちゃくちゃ、地味だよね(笑)。
地味なだけでなく、目も肩も疲れるし、デスクワークだから、超運動不足だったね。
とは言っても、こんな考えだった。
- テレビ時代より、全然マシ!
- 派遣だから、正社員より、仕事が楽でしょ!
- 派遣だから、定時で上がれるはず!
こんな、淡い期待を持っていたけど、
入社して、半年後、これが甘い考えだったとわかるよ……。
キラキラOLになるはずだったのに……どんどん残業時間が増えていく!
あれ?こんなはずだった?【正社員】と同じ仕事をしている!
仕事に慣れてきた頃から、違和感がフツフツと湧き出てきたよ。
ひとつ目の違和感が、正社員と、同じ仕事をしていたこと。
この子会社には、正社員が、全体の半分くらいの割合でいたよ。
だけど、管理職以外の正社員は、派遣社員とまったく同じ仕事をしていた(汗)。
同じ仕事しているのに、正社員と比べて、派遣社員の給料は低いし、ボーナスも出ない。
これに気づいちゃったものだから、「あれ? あれ、あれ?? おかしくないか??」ってモヤモヤしていたね。
あれ?こんなはずだった?【残業時間】がドンドン増えていく!
ふたつ目の違和感が、派遣社員の残業が、当たり前だったこと。
どうして、残業になるかというと、本社から、書類作成の依頼がドンドンくるから。
普段、本社からの依頼は、データで送信されていたよ。
それを、管理職が朝と昼に、1回ずつ受信して、配分する流れだった。
なのに、そろそろ帰る時間って頃に、本社から、急ぎのイレギュラー案件がやってくる(汗)。
こういうのを、会社が引き受けていたから、派遣社員も残業して、せっせと書類を作っていたよ(涙)。
本社【正社員】へのイライラが止まらない!
本社の言う、急ぎの理由が、お客さんの都合であれば、心よく引き受けるね。
だけど、こんな理由も頻繁にあった。
- 【本社】の営業が、依頼を忘れた
- 【本社】の営業アシスタントが、データ送信を忘れた
だから、本社の正社員に対して、こんな感じで【怒り心頭】だったよ(笑)。
- ちゃんと、仕事しろ
- あたなのせいで、今日も残業
- 金曜日なのに、どこも行けない
毎日、2時間の残業が、当たり前になっていたよ。
地獄の連休前!残業【激増】で、情緒不安定
特に、ゴールデンウィークや年末年始といった、長期休みの前は、残業が増えて、嫌だったね。
21時まで残業とか、ひどい時は、深夜まで、なんてこともあったよ。
国内同士の仕事であれば、祝日は同じ。「連休明けで!」ってできるけど、
外国の会社には、日本の祝日は関係ない!
貿易で書類がないのは、アウト。連休前に、全ての書類を準備しないといけなかったよ。
残業が続くと、睡眠時間も短かくなるし、食生活も偏る。
ちょっとしたことで、感情的になっていたね。
だから、本社の営業アシスタントが、ミスすると、すぐキレてた(笑)。
本社のキラキラ女子社員に嫉妬大
たまに、本社の営業アシスタントが、書類を届けにきたり、挨拶にくることがあって、実際に会うことがあったよ。
派手な服装、一流ブランドの名刺入れや、かばん。
キラキラしていたし、稼いでいるのがわかった。
だから、ミスされたり、仕事が遅いと、余計、気に障っていたね(笑)。
中でも、私のイライラが、マックスだったのが、仕事放置でバケーションに行かれたこと。
ある日の金曜日、いつものように、【急ぎ】の案件が発生。
チームのみんなで、手分けをしながら、作業。もちろん、残業決定だったよ(涙)。
質問があって、担当の営業アシスタントに連絡したけど、もう帰宅していた。
私は、心の中で、こんなことを叫んだね!
- 急ぎなのに、帰ったって、どういうこ?
- こっちは、夜遅くまで、残業してるんだよー!
- 疲れてるから、土日に、寝だめだな!
- もう! 洗濯物干したのに、夜から雨って、最悪!
怒りながら、残業を終えて、帰宅。
案の定、家に帰ると、洗濯物は濡れてるし、土日は疲れて動けない。
本社キラキラ女子社員に怒りマックス!
月曜日に、出社して、自分の席に着くと、こんな話が聞こえてきた。
「◯◯さん(金曜日に連絡した、営業アシスタント)、金曜日から、スキーに行ってたらしいよ!」
私の怒りレベル、最高潮!!!
- こっちは、夜遅くまで仕事してるんだよ!
- 私には、プライベートな時間なんて、ないんだよ!
- 急ぎなのに、仕事放置で遊びに行くか?
怒りと同時に、自分の人生が惨めに感じたね。
【本社と子会社】、【正社員と派遣社員】、社会の格差を感じた。
怒りながら、残業して、睡眠時間も、プライベートの楽しみも削っていた。
何のために仕事をしているのか、わからなくなっていた。
そのストレスが、ある日、体からのSOSとして、発信されたよ!
この続きは、また次回!
つづく!!
Ayako