【海外ノマド in LAお話3】お金がない!生活ができない!急いで貿易事務の「特定派遣」になった
私は、2021年8月にアメリカ人のイケメンエリートと国際結婚をしたよ。10月から、日本とLAのデュアルライフを送っているよ。
日本とLAに在住している、キラキラな海外ノマド女子に見えるかもしれないけど、
実は、ブラック企業に勤める【底辺OL】だった(笑)。
アラフォーで、人生どん底だった私が、どうやって海外ノマドになったのか、シリーズでお話をするよ。
前回の話?
シリーズ3発目は、テレビ業界を辞めて、また無職になったお話!
お金がないから、「早く、再就職しないと!」と焦っていた。
Contents
お金がない!生活できない!再就職先を探してみたけど……
【再就職】は絶対に東京!プライド全開で、貯金が底をつく
当時、東京の家賃が8万円。
テレビAD時代のお給料が、16万円だったから、貯金が無い状態だったよ。
実家に戻って、地元で転職する方法もあったけど、周りから、こんな風に言われるのが怖かった。
- せっかく、東京に行ったのに!
- 長続き、しなかった!
- 根性ない!
- 家具や家電、もったいない!
だから、「どうしても、東京でがんばるんだ!」って、変な意地があったよ。
もし、タイムマシーンで、当時に戻れるなら、とっとと地元に戻るね。(私は、広島が地元だから、東京に憧れがあったんだよね、笑)
そんなプライド、要らないよ(笑)。
地元で転職して、実家から通いながら、お金を貯めるね。
【再就職】は絶対に安定重視!「好き<条件」で仕事探し
人生ではじめての、転職活動。右も左も、わからなかったよ(汗)。
社会人経験が、2〜3年未満の第二新卒と呼ばれる、求人を探したり、
転職エージェントに、相談しに行ったりしたよ。
転職をするのに、私が重視したのは、安定だった。
テレビ業界の、搾取の末端にいたから、
- 低収入
- 休み、なし
- 社保、なし
- 福利厚生、なし
って、超不安定だったね。
完全に、前職の影響で、安定重視になっていたよ。
仕事のやりがいとか、好きとか、全然関係なかったね(笑)。
だから、仕事の内容より、雇用形態とか、条件で探していたよ。
例えば?
- 正社員
- ボーナス、支給
- 有給休暇、あり
- 社保完備
- 福利厚生、あり
こんな感じで、超安定志向だったから、「派遣社員は、絶対に嫌だ!!」って思っていた。
条件重視で、転職活動をしていたけど、世の中、甘くなかったよ。
結構、ブラック企業が多い……。
「おっ?この求人、いいんじゃないの?」っていうところは、書類で落ちたり、面接で不合格だったり。採用が、遠かったよ(涙)。
今ならわかるけど、「これじゃあ、転職活動、ぼろ負けでしょ!?」っていうくらい、
履歴書の書き方とか、面接の仕方とか、できていなかったよ(笑)。
だって、
- 自己PR、下手
- 強み、言えてない
- 志望動機、グダグダ
- 緊張しすぎ
内定が取れない中、わずかな貯金も、どんどん底をついてきた。
早く決めないと、マズい!崖っぷち状態。
あるとき、貿易の会社の求人を発見。
「伊藤忠商事」の関連会社で、貿易事務の会社だったよ。説明会があったから、行ってみることにした!
貿易事務の「特定派遣」→ キラキラOLに転身?大手商社に配属された
はじめて知った「特定派遣」!けっこう、いいかも?
会社説明会に行ってみたら、その会社は、貿易業界専門の派遣業者だったよ。
はじめは、「派遣は、不安定だからパス!」って思っていた。
だけど、話を聞いてみると、特定派遣というものだった。
そのとき、はじめて、派遣に種類があることや、一般派遣と、特定派遣の違いを知ったよ。
現在では、特定派遣は廃止になっているから、知らない人も多いと思う。
ちょっと、ここで特定派遣と一般派遣の違いを、簡単に紹介するね!
「特定派遣」は、かつて存在した労働者派遣の一形態であり、2015年の法改正により廃止されました。現在の労働者派遣は、許認可制の般派遣事業に一本化されています。特定派遣の特徴は、主に専門性が高い業種を扱い、派遣期間に制限がなかったことです。
対して一般派遣は、登録制であることと対応業種の幅広さが特色といえます。また、特定派遣では最初から人材を派遣元企業の社員として雇用するのに対し、一般派遣では派遣先企業が決まった時点で派遣元企業との雇用契約が結ばれる点も異なります。
引用:特定派遣と一般派遣の違い – レバテックフリーランス
つまり、
特定派遣なら、
別会社に派遣されるけど、雇用形態は、正社員。
派遣期間に、【期限がない】から、長期で働ける。
こういう点が、メリットだったよ。
他にも、
- 月給制
- 手取り、20万円以上
- 残業代、あり
- 交通費、支給
- 有給休暇、あり
- 福利厚生、あり
- 社保完備
- 派遣先の【正社員採用試験】が受けれる
こんな条件があったよ。
安定や条件を重視していたから、「いいじゃん!」って思えたね。
今だったら、「好条件じゃないよ!」って言える。だって、ボーナスないしね(笑)。
だけど、超ブラックなテレビ業界の後だったから、好条件に思えたよ(汗)。
「特定派遣」会社に応募してみた!
会社説明を聞いて、この会社に応募することにしたよ。
「お金がないから、早く働かないと!」って気持ちや、「海外との取引で、英語も使える!」っていう思いがあった。
当時の私は、「これが、ベストな道だ!」って決めつけていたよ。
余談だけど、もし同じ状況なら、転職活動を続けるね。
その理由は、特定派遣に落とし穴があるから。
これは、次回、お話するから、待っててね(笑)!
【特定派遣】採用までの流れ
話を戻すと、
応募して、選考に進むことになったよ。
流れは、こんな感じ!
- 応募
- 面接
- 5日間の貿易実務講座
- 試験
- 合否発表
「貿易実務」集中講座でホンキの勉強!
この会社に入社する=商社や通関業者など、貿易関連の会社に配属される、ってこと。
だから、貿易事務の基礎知識が必須になるよ。
面接の後に、5日間の、貿易実務【集中講座】を受けることになっていたよ。
初心者でも、そこで勉強させてくれたから、助かったね。
最終日にテストがあって、これに合格しないと、採用されないの(汗)。
貿易のことを、まったく知らなかったけど、崖っぷちにいたから、がんばったよ!
「朝10時〜17時:フルタイム」で、ぎっちり講義を受けて、家に帰ったら、復習。
その日習ったことを、ノートにまとめたり、用語を暗記したり。
受かりたい!って気持ちが強かったから、必死だった(笑)。
集中講座【最終日】!気になる【結果】は?
集中講座の最終日。
最後の講座が終わって、お昼に試験が行われたよ。
試験終了から1時間後、ひとりづつ、別室に呼ばれて、合否結果が伝えられた。
人が呼ばれるたびに、自分の番が近づいてくる!緊張マックス(笑)。
高校や、大学受験を思い出したね。
ついに、私の番がきたー!!
ドキドキの、結果は?
合格だったー!!
やっと、貧困生活から抜け出せる!
やっと、安定する!
本当に、嬉しかったな。
別日、入社の手続きを終えて、派遣先の面接に行ったよ。
日本5大商社のひとつ、「丸紅」の子会社で働くことが決まったよ。
会社の場所は、東西線の竹橋駅。丸の内や、神田、神保町が近かったよ。
めちゃくちゃ、ときめいたね〜。
- スカートはいて、出社しよう!
- 通勤中、出会いあるかな?
- おいしいランチ、探そう!
- 定時で上がって、皇居ランしちゃう?
- 有給で、どこか行こう!
- 海外旅行、できるかな?
こんな感じで、新生活に、超ワクワクしていたよ。
「キラキラOLの仲間入りだー!」って思っていたのに、まさかの出来事が起きたよ。
この続きは、また次回!
つづく!!
Ayako