【海外ノマド in LAお話2】上司の仕事が終わるまで「帰れま10」テレビ局の【闇】を暴露
私は、2021年8月にアメリカ人のイケメンエリートと国際結婚をして、10月から、日本とLAのデュアルライフを送っているよ。
日本とLAに在住している、キラキラな海外ノマド女子に見えるかもしれないけど、
実は、ブラック企業に勤める【底辺OL】だった(笑)。
アラフォーで、人生どん底だった私が、どうやって海外ノマドになったのか、シリーズでお話をするよ。
前回の話?
シリーズ2発目は、新卒で入った、テレビ業界のお話!
完全に、就活に出遅れた私、
なんとかマスコミ業界に潜入して、慣れたら、転職しようと考えていたよ。
テレビ制作の会社に入ったけど、そこが、超ブラックだったね(笑)。
テレビ業界は、仕事が不規則でキツいって、ある程度予想はしていた。
それにも関わらず、想像を遥かに超えるヤバさだったよ!!
Contents
4月になったら社会人じゃなかったの?内定が出たのにハプニング勃発
まさか……「リーマンショック」で入社日が遅れる
前回のお話でもふれたけど、当時、リーマンショックが起きて、金融危機になったよ。
当時の私は、「アメリカ人は大変だなー」なんて、自分に関係ない話だと思っていた。
東京で住む家の契約をしたり、家具や家電を買ったり、のんきに新生活の準備していた。
そんな矢先、内定を受けたテレビの制作会社から連絡がきた。
内容は、
- リーマンショックの影響で、テレビの制作費削除が減っている
- 入社を、2ヶ月遅らせてほしい
ショックで、腹が立ったね。
- は? 何、言ってるの?
- もう、東京に引っ越したよ!
- 2ヶ月間、収入ゼロじゃん!
- 本当に、入社できるの?
当時、世の中には、内定が取り消された学生がいたよ。
私も、“内定取消”という可能性もあったはず。
そんな状況だったから、「内定取消じゃないし」、「ま、しょうがないか」って受け入れてしまったよ。
社会人のはずが【アルバイト】(涙)東京で突然【無職】になった
入社まで2ヵ月ある……。
お金、どうしよう?
東京に引っ越して、いきなり無職になってしまった、私。
東京で、何をしたかというと、生活のために、短期のアルバイトをすることにした。
見つけたアルバイトは、上野の美術館の仕事。
内容?
ガチではないけど、警備員みたいなことをしていたよ。
ひたすら、展示コーナーに立ち続ける(笑)。
来館者が、美術品に手を触れないか監視したり、何か聞かれたら、答えるっていう内容だったよ。
「こんなことをしに、東京に来たんじゃない!」って、悲しくなったね。
親からもらったお金と、アルバイトで稼いだお金で、かろうじて生活していたよ(涙)。
思い返すと、泣けてくるな……。当時の私、がんばった!!
唯一、救いだったのが、同じ美術館で一緒に働いた、おばちゃんたちが、優しかったこと。
なんとか、くじけずに2ヵ月、アルバイトをやり切ったよ。
働き方改革?報道と矛盾するテレビ局「働き方の闇」を大暴露!
まさかの【社保】がない! ブラックなテレビ業界
2ヵ月遅れで、ようやく【社会人】になれたけど、会社がブラックすぎた!
すでに、【ブラック】な匂いがしているけど、ここからがスゴイんだよ(笑)。
2ヶ月後、やっとこさ、入社できたと思ったら、
「半年間、社会保険、健康保険、雇用保険は出ません!」と言われたよ(怒)。
社保完備って、会社に入ったら、当たり前に入れると思っていたから、
- 募集要項に、説明あった?
- 詐欺じゃない?
- 年金&保険、払うの?
- 月収16万円で、自己負担?
- 生活できる?
怒りまくったけど、せっかく2ヵ月待ったし、マスコミ業界だし、
とりあえず、やってみることにしたよ。
【超末端で生きる】テレビ業界の闇の仕組み
テレビ業界って、華やかなイメージがあるよね。
例えば、
- 芸能人、会える!?
- テレビに、出れる!?
- お給料、高そう!?
実は、テレビ業界って、搾取の連鎖で成り立っている、超ブラック社会だよ。
ブラックなテレビ業界の階級
どんな搾取の連鎖なのか、簡単に説明するね。
テレビ番組って、こんな感じでできているよ。
- スポンサーが、テレビ局に、制作費を出資
- テレビ局が、制作会社に、番組製作を依頼
- 大手制作会社が、番組を作る
- 人が足りないから、弱小制作会社が、【安く】労働力を貸す
小さい制作会社は、派遣業みたいなことをやっいて、そこから利益を出しているよ。
私は、4番目の弱小制作会社から派遣される、コマ。搾取の末端の末端だったよ。
過酷なAD業務!上司の仕事が終わるまで【帰れま10】
ラクな報道番組に配属先されたけど……(汗)
入社後、私が派遣されたのは、フジテレビの報道番組だったよ。
おじさんが好きそうな、時事ネタを扱う、討論番組。
私は、配属先を決めるときに、ドラマやバラエティ番組ではなく、報道を希望したよ。
その理由は、生番組の報道の方が、規則的な時間に終わるから。
家に帰れる確率が高いよ。
ドラマやバラエティーのような、収録番組は、作りこむ傾向があるよ。
そうすると、
- 長期戦
- 不規則
- 家に帰れない
- 寝れない
- プライベートなし
報道がラクと言っても、普通の会社員に比べると、断然ブラック!
例えば?
- 上司の、ご飯を買いに行く
- お金がないから、上司がおごってくれるけど、ファーストフード
- 上司の仕事が終わらないと、自分も帰れない
- 担当曜日の、前々日から、家に帰れなくなる
- 上司の作業が終わるまで、寝れない
- 膨大な雑務
- 上司から、イライラをぶつけられる
- 1日、12時間以上勤務
- テレビ局内、走り回る
- 土曜日も勤務
- 通勤時間、1時間30分(お台場だったから)
- 自宅に帰るのは、夜中
ラクなはずだった報道だったけど、現実は、ぜんぜん違った!
不規則な生活が続いた結果、体中にアトピーが発生!
頭皮とか、まぶたとか、ありとあらゆる箇所が、ジュクジュクだったよ。
夜中まで仕事だから、病院に行けない。
しんどい日々だったね。
【大暴露】フジテレビで出会った!ヤバい上司たち
劣悪な仕事環境に加えて、人間関係のストレスもやばかったよ。
テレビ局って、ガチで変人の集団だよ(笑)。
面白いから、私が出会った、【クセ強すぎ】のおじさん上司たちを紹介するね。
今なら、笑って話せるけど、25歳の私は、気持ち悪くて、仕方なかったよ。
ボンボン戦闘機オタク
ひとり目のおじさん上司は、戦闘機オタクの上司。
この人のスペックは、
- テレビ局の解説員
- 実家、金持ち
- 有名大学、卒業
- エリート
- 海外支局、経験あり
- 軍事関連に、スゴイ詳しい
趣味が、戦闘機とか、軍事用潜水艦のプラモデル作りで、何かにつけて、その話しかしないの(汗)。
例え話とかも、戦闘機名前や、性能で説明されるから、チンプンカンプン。
毎回、嬉しそうに話してくれたけど、わからないって!完全にコミュ障だよ。
屁こきオジサン
ふたり目は、屁こきマンの上司。
この人も、
- テレビ局の解説員
- 難関大学、卒業
- エリート
- 海外支局、経験あり
- 日焼けしている(ヒサロ通い?)
- オールバック
この上司は、外見がシュッとしているから、普通の人なのかな?
って思っていたんだけど、変人だった。
どこでも、構わず、オナラをするの(笑)。
座っていると、片方のお尻を、宙に浮かせて「プッ」ってやっているのを、何度も目撃!
最初は目を疑ったよ。
これまで、堂々と、そして、こんなにもわかりやすく、オナラをする人に会ったことがなかったから、衝撃だったよ!
謎に、日焼けしているのも、怪しい(笑)。
その他にもゾロゾロ
その他にも、変わり者がゾロゾロといたね。
例えば、
絶対に緑色の服しか着ない、「グリーンマン」。
牛丼しか食べないから、毎日、吉野家に牛丼を買いに行かされた「牛丼野郎」とか。
対人ストレスも加わって、もう、健康状態がボロボロになったよ。
体が、痒くて寝れないし、ステロイドも効かない。
ようやく病院に行くと、どんどん強い薬を処方されたよ。
このままだったら、体がもたない!
と感じた私は、思い切って、仕事を辞めることにしたよ。
周りの上司からは、引き止められたけど、自分の体が優先だよ!
会社は守ってくれない! 守れるのは自分だけ!
そう思っていたから、丁重に断って、辞めることにした。
無職になった私は、次の仕事を、東京で探すことにしたよ。
この続きは、また次回!
つづく!!
Ayako